ヨガフェスタ2018出演 内容:ヴェーダ古典ヨーガ(瞑想、呼吸法、チャンティング)
- 2018.07.25 Wednesday
- 17:42
神奈川在住の50代の女性の方が最近当方にハタヨーガを学ぶために毎月2回通っておられます。
その方は、学生時代に腸閉塞の手術をされました。その後腸内の癒着があり、昨年秋に癒着解除のために腹腔鏡での手術を受けられました。その手術後8か月たってまた癒着症状が出て、痛みや鼓満感が出てきて悩んでおられました。そして、医師の許可を得て当方にいらっしゃいました。
その方のハタヨーガ体験談です。
「6月から呼吸法を習っております。ヨガといえばポーズが気になりますが、
私は身体に弱点がありお願いして浄化法、呼吸法、バンダなどを教えていただきました。
YOGA JAPAN 2018 出演日程と内容が決まりました!
テーマ「ヴェーダ古典ヨーガ (瞑想、呼吸法、チャンティング、哲学)」
出演日時: 8月26日(日) 11:30-13:00
場所: ベルサール渋谷ガーデン ⇒地図
内容:
バガヴァドギーターの言葉(6-32)です。
この詩節ををそのまま読むだけでは、意味がとりにくいのですが、シャンカラの注釈を読むと、より理解しやすくなります。
「一切生類の幸福または不幸を、自分にあてはめる基準で、
同じように見るもの、彼は最高のヨーギーである」
आत्मौपम्येन सर्वत्र समं पश्यति योऽर्जुन।सुखं वा यदि वा दुःखं स योगी परमो मतः॥
atmaupamyena sarvatra samam pashyati yo'rjuna,
sukham va yadi va duḥkham yogī paramo mataḥ.
シャンカラによる注釈
「幸福は、私にとって貴いように、幸福はすべての生き物にとっても同様です。私にとって悲しみは何であれ、好ましくなく受け入れられないように、一切の生き物にとっても、好ましくなく受け入れられません。このように人は自分自身に適用するのと同じ基準で、幸せと悲しみを、快適さと不快として、すべての存在に見ます。その人は誰に対しても不動です。つまり、その人は無害です。完全な悟りのなかでこのように無害で不動である人は、ヨーギーの中の最高のヨーギーであると考えられています」
「医師がOM(オーム)を唱える日は近い | 米国における医療とヨガセラピーの未来」、
というヨガジャーナルの記事です。
アメリカではヨーガのプログラムがない大規模な癌センターを見つけるのは難しい、と言います。
テキサス大学MDアンダーソン癌センターやスローン・ケターリング癌センター、クリーブランドクリニックなどの大規模病院ではプログラムが確立されているそうです。医療にヨーガが取り入れられている理由は、腰痛、不安、うつ病、不眠などヨーガの臨床研究が多くあり、心臓血管疾患や高血圧の危険因子を減少できることが分かったからだそうです。癌治療の副作用の緩和効果も報告されているといいます。放射線療法を受けながらヨーガを行っるていう乳癌患者は、ストレスホルモンのレベルが低く、疲れにくく生活の質が高いことが示されたそうです。