政府の大きな役割のひとつは国民の安全、国家の安全を守ることである。
日本の領土である尖閣諸島での中国の辛辣な脅迫に対して、日本政府は一体どのように対応したのか。情けないばかりである。日本人として恥ずかしい限りだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100925/plc1009250016000-n1.htm
今回の中国国内でのデモは、デモの指導者を政府に呼び、指導した上でのものであると日本のテレビの報道では解説していた。規模も小さい。マスコミ報道向けのためのやらせである。暴力行為も過去のデモのようにない。人々もやらされているだけという。
これは長野での北京オリンピックの聖火リレーの際に、全日本中国留学生学友会から2000円ほどアルバイト料を支払われ、数千人が長野で気勢を上げたのと同じようなもの。これもバックには中国政府が絡んでいるように思えないではない。
http://newsnewswadai.blog40.fc2.com/blog-entry-93.html
今回も、漁船が体当たりしてきたというが、中国政府の指示による可能性が大である。二度も海上保安庁の船に体当たりし、また日本の巡視船の様子をビデオで撮影していた。一般の漁船の船員がそのような余裕が有るはずは無い。
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10655449434.html
そもそも韓国領海内で年間に違法漁で拿捕される中国漁船は5000セキにも上ると言う。たった一隻が拿捕されたからと言って文句を言われる筋合いは無いのである。
http://www.recordchina.co.jp/group/g24874.html
ベトナムの軍人たちが命を貼って南沙諸島を中国から守りながら、圧倒的な中国軍の攻撃の中で60人以上、ほぼ全員が死んだ。
http://blog.livedoor.jp/info_tibet/archives/51692420.html
マレーシア、フィリピン、インドやアジア各国も中国と同様の問題を抱えている。アジア各国は今回の一件で日本の対応に関心を払っていた。しかし無力さを露呈した今彼らはどう感じているだろうか。
http://www.afpbb.com/article/politics/2759294/6233543ネパールは既に中国の手に落ちたかのようである。
http://ja.wikipedia.org/wiki・・・あまりの不甲斐なさに言葉がない。今の政権に本当に国を任せることができるのだろうかとさえ思った。
中国は、都知事がいったように、やくざな国である。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100924/crm1009241857026-n1.htm
他人の領土も平気で屁理屈を付けて自分の領土とする。チベットやウイグルや南モンゴル然りである。台湾や沖縄までもが自国の領土と主張する。
http://www.asahi.com/international/update/0924/TKY201009240096.html
もともとこの地球は誰のものでもなく皆で共有しているものである。しかし現在においてはある程度国境は定まっており、それに従うことが常識である。
大陸棚で繋がっているから沖縄沖の日本海溝までが自国の領土というならユーラシア大陸はすべて中国のものだと言うことになる。
http://blog.livedoor.jp/info_tibet/archives/51691237.html
チベットの人々は本当に苦しんでいる。ウイグルの人もそうである。最近、14歳のチベット人の中学生が中国政府に抗議し平和的なデモを
行ったことで、裁判で実刑判決を受けた。どこに収監されているかもわからない。日本では考えられないほどの差別や弾圧が行われているのが今のチベット人や
ウイグルの実情だ。チベット人としてのアイデンティティを持つことさえ今の中国では許されない。
http://blog.livedoor.jp/info_tibet/archives/51693345.html
未だに2008年のチベット人の抗議デモ、2009年のウイグル人の抗議デモで拘束された数千人〜1万人が拘束されたまま行方不明と言わ
れる。
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010063001000593.htmlこ
のような国家の言うことなどまともなことではない。文化大革命において中国は精神性を捨てた。心がない。おから工事で多くの学校が地震のために倒壊し、多
数の犠牲者が出た中国。その被害者が「今の中国には心が失われた」とテレビの取材で語っていた。犠牲者の数を調べたり、政府に抗議した中国人さえも拘束さ
れた。人権派弁護士さえも逮捕されている。命をかけて多くの人々が現在も自由を得るために戦っている。
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/02/html/d71910.htmlhttp://www.epochtimes.jp/jp/spcl_gzsls.html中
国の常識のない脅しに対して、経済を優先したせいなのか、妥協してしまう日本のこの政治を支持することはできない。政治が検察に何も言えないなどあるだろ
うか。この大事な国際問題において、一地方検察局に責任を押し付けることがはたして政治家の取るべき態度なのだろうか。政治主導なのだろうか。今回は日本
だけでなく、アジア地域の平和と安定のための大切な判断が迫られていた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100925/plc1009250123003-n1.htm
高官を日本に派遣しないとか、大挙して日本への観光旅行を取りやめた中国の会社とか、レアアースを輸出しないことにしたとか、もろもろの
脅しをかけてきた。ついには日本人4人を拘束した。めちゃくちゃな話である。今の中国自体も日本との関係なしにはやっていけないだろう。どれだけのODA
の予算がこれまで中国に提供されてきただろうか。技術移転が行われてきただろうか。中国人は知るべきであり、また日本人も経済関係を恐れるあまりこういっ
た中国の理不尽な行為にくっぷくするのではなく、経済の損失があったとしても将来のために我慢しなくてはいけないのではないか。
http://blog.livedoor.jp/info_tibet/archives/51691790.html
目先だけの経済を優先することで確かに問題が薄まるように見えるが、ますます中国はピストルを持った子供のように、言いたいことを言いな
がら、脅しをかけてくるだけである。
中国が言いたいことを言っているのだから、日本ももっと毅然とするべきだった。いち早く政府としての声明を発表し断固として領土問題は存在しないことを言
うべきだった。民主党政権への期待もあったが、外交においてこのような対応しかできないことに落胆するばかりである。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100925-OYT1T00351.htm
http://news24.jp/articles/2010/09/25/07167437.html
そもそも中国が尖閣諸島を自国の領土といいだしたのは、近年の話し。国連がその海域には巨大な石油資源などが埋蔵されていると報告してか
らである。
1919年 中国人漁師が遭難し日本人が救助。当時の中華民国より、感謝状、「日本帝国八重山郡尖閣列島」と明記。
http://blog.goo.ne.jp/japan-n/e/0c5dd80ef5f06e7077938750ade66850
1953年 人民日報には沖縄の「尖閣諸島」という記述
「琉球群島とは、我が国台湾の北と日本の九州島の西南の間の海域に位置し、尖閣諸島・先島諸島・大東諸島・沖縄諸島・大島諸島・土○○諸島・大隈諸島など
七組の島嶼でそれぞれに大きな島があり、総計すると50以上の名のある島々と4百余りの無名の小島を含み、総陸地面積は4千6百70平方キロメートルにな
る・・・・」
http://www.peacehall.com/news/gb/pubvp/2005/04/200504162322.shtml
1969年 国連がこの地域に巨大な海底油田があることを発表
http://www1.ocn.ne.jp/~ecotech/
1971年 中国が領土主張
http://ja.wikipedia.org/wiki
1992年 中国領土法
1996年 中国大陸棚法
2009年 中国海島保護法
船長を釈放したが、結局、中国は謝罪、損害賠償まで要求しているだけである。日本人の拘束者
4人も未だ釈放されていない。中国はますますエゴを強めているだけである。しかし、何事もあまりにも理不尽な行為は世界から支持を得るわけはない。また何
事にもよい面と悪い面があるが、今回の一件は中国の覇権主義を一層明らかにしたことは新たな展開を生み出すきっかけになるだろう。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092600002
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100925/asi1009252116002-n1.htmhttp://www.asahi.com/international/update/0925/TKY201009250397.html