ソーマ瞑想とマントラ瞑想の違い
- 2010.06.23 Wednesday
- 21:34
当方で指導しているソーマ瞑想は「マントラ瞑想」とは異なります。マントラ瞑想はマントラ・ジャパと呼ばれるもので、その方法とプロセスが異なります。当方の瞑想はデャーナと呼ばれるヨーガ八支足の中の瞑想と共通したものです。
当方で指導するソーマ瞑想は、ヨーガ体系の中にあるデャーナと呼ばれるものの流れをくむものです。体験的には、禅の無心の境地と通じるものがあります。
1)外界に意識の流れを心の内面に自然な形で導いていく方法です。自然ということは、できるだけ集中や努力を解き放ち、あるがままにいることです。
2)そしてさらにビージャ・マントラ(種子真言)と呼ばれるサンスクリット語の言葉を必要に応じて微妙な想念として、心の中で使用します。こマントラは一音節であり、意味が有りません。その人に適したマントラを、インド占星術ジョーティシュにより選びます。このマントラを利用することで、心の内側への意識の流れがよりスムーズになります。
3)マントラ瞑想は伝統的にはマントラ・ジャパと呼ばれるもので、ジャパとは「小声でつぶやく、心中で唱える」などの意味があります。実際的には神様の名前やヴェーダ聖典を小声で、心中でつぶやき続けます。神への祈りのようなものです。したがってこのマントラには意味があります。その意味でソーマ瞑想との違いは、マントラとその使い方です。
4)ソーマ瞑想により、心の中の精神活動は最小限まで落ち着き、サマーディ(三昧)の状態になります。そのとき真我(アートマン)を経験し、日々の実践により、最終的には悟りの境地(カイヴァルャ)を目指しています。 5)瞑想で得た心の静けさや穏やかさ、潜在意識の体験により、神経系は常にフレッシュされ、集中力や心の安定性や創造性が向上します。ストレスが解消され、人生を肯定的に前向きに生きていく力になります。
瞑想中の体験
瞑想中、心は徐々に外の雑音や肉体的な感覚から離れていきます。さらに次第に雑念も収まり、心はとても静かになります。さらにマントラも消え、いつの間にか、「今ここにいる」、「私」という感覚さえもなくなります。自分の境界が消え、ほとんど無の状態になります。非常に深くリラックスした状態です。重力も感じなくなります。疲れている時、寝不足のときにはいつのまにかうとうとすることもあります。
さらにときどき至福に満ちた感情に浸ることもあります。自分は肉体でも、心でもなく、純粋に無限の存在であるというようなことを瞑想後に改めて認識することもあります。ストレスの解消が激しい時には雑念や体の痛みや動きを伴うこともあります。
いずれにしても日々実行することで、心身ともに清らかになり、毎日の生活が肯定的になり、人間関係や仕事もよい方向に向かっていきます。ただし人によりどう体験されるかは千差万別です。あまり体験を求めたり期待しないことが、ソーマ瞑想では重要です。
瞑想を始める目的
この瞑想はどんな方でも学べるので、特に向き不向きはありません。いろいろなレベルで今よりも良くなりたい、進歩したいと言う人であれば、誰でも学べます。あるいは、目的なしに興味本位ではじめてもいいでしょう。何かを発見できます。
1)外界に意識の流れを心の内面に自然な形で導いていく方法です。自然ということは、できるだけ集中や努力を解き放ち、あるがままにいることです。
2)そしてさらにビージャ・マントラ(種子真言)と呼ばれるサンスクリット語の言葉を必要に応じて微妙な想念として、心の中で使用します。こマントラは一音節であり、意味が有りません。その人に適したマントラを、インド占星術ジョーティシュにより選びます。このマントラを利用することで、心の内側への意識の流れがよりスムーズになります。
3)マントラ瞑想は伝統的にはマントラ・ジャパと呼ばれるもので、ジャパとは「小声でつぶやく、心中で唱える」などの意味があります。実際的には神様の名前やヴェーダ聖典を小声で、心中でつぶやき続けます。神への祈りのようなものです。したがってこのマントラには意味があります。その意味でソーマ瞑想との違いは、マントラとその使い方です。
4)ソーマ瞑想により、心の中の精神活動は最小限まで落ち着き、サマーディ(三昧)の状態になります。そのとき真我(アートマン)を経験し、日々の実践により、最終的には悟りの境地(カイヴァルャ)を目指しています。 5)瞑想で得た心の静けさや穏やかさ、潜在意識の体験により、神経系は常にフレッシュされ、集中力や心の安定性や創造性が向上します。ストレスが解消され、人生を肯定的に前向きに生きていく力になります。
瞑想中の体験
瞑想中、心は徐々に外の雑音や肉体的な感覚から離れていきます。さらに次第に雑念も収まり、心はとても静かになります。さらにマントラも消え、いつの間にか、「今ここにいる」、「私」という感覚さえもなくなります。自分の境界が消え、ほとんど無の状態になります。非常に深くリラックスした状態です。重力も感じなくなります。疲れている時、寝不足のときにはいつのまにかうとうとすることもあります。
さらにときどき至福に満ちた感情に浸ることもあります。自分は肉体でも、心でもなく、純粋に無限の存在であるというようなことを瞑想後に改めて認識することもあります。ストレスの解消が激しい時には雑念や体の痛みや動きを伴うこともあります。
いずれにしても日々実行することで、心身ともに清らかになり、毎日の生活が肯定的になり、人間関係や仕事もよい方向に向かっていきます。ただし人によりどう体験されるかは千差万別です。あまり体験を求めたり期待しないことが、ソーマ瞑想では重要です。
瞑想を始める目的
この瞑想はどんな方でも学べるので、特に向き不向きはありません。いろいろなレベルで今よりも良くなりたい、進歩したいと言う人であれば、誰でも学べます。あるいは、目的なしに興味本位ではじめてもいいでしょう。何かを発見できます。