政治献金の問題

  • 2009.03.31 Tuesday
  • 22:38
地球村サイトより

-----------------------------------------------------------
 
 企業の政治献金は、10年前に、政治資金規正法によって、
 「政党へはOK、政治家へはNG」となった。
 (政党へはOKなら規正にならない。なんとでたらめな規正法だろう)
 結果として企業は、政治団体を通して迂回献金するようになった。
 今回は、それを「認識していたかどうか」が問われた「形式犯」であり、談合などの不正ではない。きわめて軽微な形式犯。
 その程度の問題は、どこでも出てくる問題。
 政権交代という重要なこの時期に、次期総理になる人物の秘書の逮捕などはきわめて異例。むしろ重大な選挙妨害の可能性が高い。
 政権交代を妨害する国策捜査、国家権力の行使の疑いが濃厚だ。

>>>詳細

人間にとって最も大切なものは何だろう

  • 2009.03.30 Monday
  • 03:03
一体人間にとって一番大切なものは何だろうか。
これはよく聞かれる質問かもしれない。
そしてよく考えるテーマかもしれない。

今の年齢から計算すれば後何年生きられるかは想像がつく。
これまでの人生がそうだったようにこれからの人生もそれほど時間はゆっくりとと止まっていてはくれない。
年代と共に時が過ぎるのは早く感じる。
時計の針はどんどん早く回っていく。

もっとも大切なものがあるのであれば、
それは生きている間に獲得すべきであり、
またそのために時間を使うべきであろう。

成人後の人生の大半はお金を稼ぐために時間を使っている。
それはお金が大切なものであるからではなく、
それがなければ生きていけないという面もあるからだ。
とくに都会での生活がそうである。

しかし世界があまりにもお金に執着しすぎているように思える。
そのためであれば何でも行うというところまで来ているのではないか。

私は最も大切なものは、自分への愛であり、他人への愛であり、思いやりであると思う。ひとりで生きていける人はいないと思う。何らかの形で人の世話になっているからである。

そうであればお互いが助け合い、分かち合い、思いやりを持って生きていかなくてはいけないはずだ。あまっていれば足らないところに分け与えればいい。困っている人がいれば力を貸してあげればいい。

大学を卒業した後、全てを捨ててアラスカに向かったアメリカの青年を取り上げた映画があった。100日以上ひとりでアラスカの山の中で生活した。しかし最後は孤独の中で死んでいった。分かち合うことができるときに幸せがあると感じながら。

今もなお世界中で殺し合いがはびこっている。国家間においても戦争が絶えない。また全体主義的な圧政のもと民族浄化の中で消滅しようとしている民族がある。チベットしかり、ウイグルしかり、内モンゴルしかり。

どうしてあのような残虐なことができるのであろうか。ひとが人の自由を奪い、殺戮する。徹底的にである。よくもあのような残酷なことが平気で行えるのか。身の毛もよだつような行為が今もなお、この世紀にはいっても平然と行われている。

しかも世界はそれ知りながら、経済、つまりお金のためにその行いを正面からとめることができない。ほとんどのマスコミもそれを無視する。

もしほんの少しでも愛や正義や人間としての人格を備えていれば、そのようなことをすることはできない。得ることから与えるという態度に自分の意識を変えれば実はそれの方が生きるのが楽になるはず。国家間においても民族間においても同じだと思う。同じ地球市民としての大きな意識がはぐくまれることにより、世界は一晩で天国になる。戦いより分かち合いの方が何倍も幸せを感じるのではないか。

インフォ@チベット〜チベット関連情報サイト

  • 2009.03.28 Saturday
  • 10:33
チベット関連のニュース情報を掲載
一般からの情報も求めている
http://blog.livedoor.jp/info_tibet/

中国の南アフリカ政府に対する圧力

  • 2009.03.24 Tuesday
  • 01:28
ダライラマ法王の南アフリカ訪問ビザが中国の圧力で南アフリカ政府により拒否され、発給されなかった。

(以下、jiro shiwaku氏訳)

---------------------------------------------------------

【phayul】ダライ・ラマ法王,南アフリカへの渡航を拒否さ­れる:活動家
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24260
AFP [2009年3月22日 日曜日]

ヨハネスブルグ - ニュー・デリーの南アフリカ大使館は,ヨハネスブルグの平和会議への出席を理由に,亡命中のチベットの精神的指導者ダライ・ラマ法王の渡航を拒否した。日曜日,活動家が伝えた。

(ノーベル平和賞を受賞された)ダライ・ラマ法王は,(同じ)ノーベル平和賞受賞者たちと合流する予定だった。2010年のワールドカップでホスト国を勤める南アフリカの準備の顧問として,人種差別と戦うためのサッカー大会としてのコンセプトを討議するため金曜日に会議を開くネルソン・マンデラ氏とフレデリック・・ウイレム・ド・クラーク氏(FW de Kerk)氏も含まれている。(jiro意訳)

(*)フレデリック・ウィレム・ド・クラーク
アパルトヘイド政策廃止のために戦い、人種差別の関連法を廃止させた(1991年)。ネルソン・マンデラとともにノーベル平和賞を受賞。マンデラはド・クラークの政策を引き継いだ。

南アフリカのチベット人の友人たちは,声明で,ダライ・ラマ法王は,旅券(の発行が)を拒否されていると述べた。つまり,ニュー・デリーの国家の最高意思決定機関が,ダライ・ラマ法王に対し,渡航を延期するように求めたというのだ。

「私たちは,法王様が平和会議に参加なさらないことが,今回の会議を見せかけのごまかしにしてしまうと信じている。」と,団体は声明で述べた。

日曜日,独立系新聞社が,プレトリアの中国大使館の中国外務参事官Dai Bingが中国政府はこの渡航を拒否するよう南アフリカに対し強く求め,(ダライ・ラマの入国は)両国間の関係を損なうと警告したと述べたと伝えた。

Dai氏は,新聞社に,ダライ・ラマ法王が渡航するには「不適当な時期」であると述べた。なぜならば,チベットの中国支配に反対して起こした騒乱が失敗し,この地域においてもっとも尊敬されている人物であるダライ・ラマ法王が亡命した50周年記念のすぐ後だからである。

新聞は,大司教デズモンド・ツツ氏とド・クラーク氏のスポークスマンの言葉を引用した。ダライ・ラマ法王が南アフリカに来れないのであれば,自分たちの会議への参加を再考するというのだ。

「私たちは,中国の圧力に対し,恥知らずな屈服をした。私は,とても苦悩すると共に恥ずかしい」と,Tutu氏は新聞に述べた。(★)

ド・クラーク氏は,ビザの発給について大統領と外務大臣に対し懸念を表明したと,彼の財団のスポークスマンであるDave Steward氏は言った。

「もし,ビザが発給されなかったら,ド・クラーク氏をはじめとする他の受賞者たちも,この会議への加を再検討するだろう。そして,これは南アフリカやワールド・カップにとっても良いことにはならないだろう」

(以上,和訳終わり)

ノーベル受賞者たち中国にダライ・ラマの誹謗中止を求める

  • 2009.03.24 Tuesday
  • 01:00
●TheCommunity.comサイトは,平和と人権の促進を目的としたもので,ノーベル賞受賞者たちのためのインターネットサイトである。このサイトの議長であるメアリー・ワルド女史は,10万人の署名がまとまれば,この書簡を中国主席胡錦濤の他,中国政府当局者たちに手渡しするそうです。
⇒サイト

アメリカでの署名が10万に集まったら,中国まで行き署名と書簡を胡錦濤に手渡しするそうです。オンライン署名です。
以下のページの最後の部分に名前などを入力し送信すると簡単にできるので皆さんも署名しましょう。⇒署名サイト

●以下phayulの訳です。(訳jiro氏)
----------------------------------------------------------------------
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24171

ノーベル受賞者たち,中国に対し,ダライ・ラマの誹謗中止を求める。
AP [2009年3月14日土曜日]

国連 : ノーベル平和賞受賞者たち,人権活動家たち,ハリソン・フォードやグウィネス・パルトロウといった著名人たちが,中国に対して,ダライ・ラマのことを「名指しして,非難し,暴言を吐き続けることを止めろ」と強く訴えた。

ノーベル受賞者たち,活動家たち,ハリウッド・スターたちは,チベットにおける人権侵害への懸念と,中国政府とダライ・ラマの特使との間の対話の明らかな決裂への懸念を表明する大司教デズモンド・ツツ氏が書いた書簡に連名署名をした。

この書簡はTheCommunity.comサイトに掲載されている。このサイトは,平和と人権の促進を目的としたもので,ノーベル賞受賞者たちのためのインターネットサイトである。この連名署名は金曜日に公開されていた。

このサイトの議長であるメアリー・ワルド女史は,10万人の署名がまとまれば,この書簡を中国主席胡錦濤の他,中国政府当局者たちに手渡しする予定であると言う。(*)

(*)日本の人口に換算すれば,日本人100万人に一人が署名したら,12万人です。

「今こそが,ダライ・ラマ法王様に対する,圧倒的で,ほとばしるような支持の意思表明が必要とされている時なのです」とワルド女史は述べた。「法王様が,ご自身をして,かつてないほどの強い声明を出されました。私はその思いを受けて,こうやって行なっているのです。なぜならば,チベット人の置かれている状況は,危機的なものだからです」(jiro意訳)

ノーベル平和賞受賞者であるElie Wiesel女史,John Hume氏,David Trimble氏,Jody Williams女史,F.W.de Klerk氏,Mairead Maguire氏,Betty Williams女史,Adolfo Perez Esquivel氏は,書簡に連名署名した。(前述の)ハリソン・フォード氏,グウィネス・パルトロウ女史,ピーター・ガブリエル氏,リチャード・ギア氏,ミア・ファロー女史,マリア・ベロー女史,ビートルズ・ボーイズのAdam Yauch氏,Ashley Judd氏,スーパーモデルChristyTurlington女史,そしてナオミ・キャンベル女史とヨルダンのノア女王。以上,およそ40名の著名人と,人権活動家たちが揃って書名をした。

今週の初め,ダライ・ラマは,中国の「残忍な弾圧」を非難され,それが数十年にも及ぶ苛烈な中国支配であったと非難された。そして,チベットは「この世の地獄」となってしまっていると非難された。

緊迫した状況は,今週予定されている二つの記念日をきっかけとして急激に高まっている。一つは,ダライ・ラマ法王様が亡命を余儀なくされることとなったチベット騒乱失敗の50周年記念であり,もう一つは,この数十年の間継続していた反抗が,チベットのほぼ全域に広がり火花を散らしたラサの反中暴動の一周期を記念する土曜日である。

中国はチベットは中国の領土えあると強硬に主張しつづけている。しかし,多くのチベット人は,そのような中国支配の下で苛立ちを募らせている。チベット人は,中国の支配が,自分たちの信教の自由を奪い,(チベット人にとって当たり前のチベット人の)自治を奪っていると言っている。北京中央政府はまた,チベットの人々から愛されているダライ・ラマを非難している。ラサの反政府抗議活動を組織したと非難し,独立に向けて画策を進めていると非難しているのだ。

ツツ大司教は,ダライ・ラマに,手紙を送り,こう述べている。「親愛なる友人でありますダライ・ラマ法王様,私たちは言います。私たちはあなたと共にあります。あなたは非暴力,思いやり,美徳の指針を明らかにされました。明らかに,中国はあなたのことを分かっておりません。彼ら(中国)が,あなたの本当のお考えや思いをしっかり理解し受け止めることが,私たちにとっての真心のこもった希望なのです」(jiro意訳)

南アフリカ人の大司教で,1984年のノーベル平和賞受賞者でもあるツツ氏は,国連人権議長Navi Pillay氏に対し,報道機関や他のオブザーバーと共に,チベットを訪問するよう求めた。「そして,(このチベット危機に)関係している全ての勢力と共に(チベット危機打開に向けて)働き,平和的な決議をもたらすために必死に奮闘してきた数十年間の努力を支援してほしい」と求めた。(jiro意訳)

「中国は,私たちの世界に衝撃と影響を与える独特な立場にいる。私たちは,あなた(国連人権議長)に求めたい。チベットの人々の声を聞くことで,私たちの世界を前進させる,このような立場を是非とも活用いただきたい。そして,この(チベット人の)文化が反映するように,チベットのための新しい解決を創造していって下さい」と,ツツ司教は言った。「これはチベットだけを助けること(問題)ではないのです。中国を助けることにもなるのです。中国が国際社会のグローバルな事柄(問題)について責任あるパートナーとなるために,私たちはこのような運動活動をしているのです」

「最後に,私たちは中国が,平和のために人生を捧げている方を,名指しで,非難し,誹謗することを止めるよう求めます。ダライ・ラマ法王様は,ノーベル平和賞受賞者であり,単なる聖職者ではありません。このお方は,この世界における,私たちにっての,本当に数少ない真実の道徳的権威として認められているのです」
----------------------------------------------------------

ロックされたチベット

  • 2009.03.22 Sunday
  • 02:03
チベットには600万人のチベット人と移住してきた700万人の中国漢民族がいると言われますが、50万人の軍隊が駐留していると言われる。

以下にチベットに自由がないかがよくわかる。
⇒フリーチベットのサイト

チベット【緊急アクションのお願い】

  • 2009.03.22 Sunday
  • 01:48
インターナショナル・チベット・サポート・ネットワークにより以下のアクションが行われます。
---------------------------------------------------------

来る4月2日に、G20サミットロンドン会議が開催されます。
その各国首相が集まるタイミングにおいて、英国首相であるゴードン・ブラウン氏に向けて、チベット問題に関する要望書を日本から送るというもの。

このアクションは、世界のチベット支援団体200あまりを総括するインターナショナル・チベット・サポート・ネットワークの要請によるものです。http://www.tibetnetwork.org/urgent-action1

日本からはTSNJが代表という形で要請書を送るそうです。
一般のチベット支援者の方々からも個別に要請書を送ってほしいとの要請です。

----------------------------------------------------------

1★中国国家主席への要請
このサイトでは英文で文面が書かれているので、名前を入力し送信するだけ。
⇒署名サイト

----------------------------------------------------------

2★イギリス、ブラウン首相への要請
【アクション2】ブラウン首相への要請
下記、URLよりブラウン首相への要請書がダウンロードできますので、要請書をファックスします。(郵送だと間に合わない可能性が高いので)

<ブラウン首相にG20でチベット問題について言及するよう求める要請書(英文)>要請書

<ブラウン首相へのFAX番号>
+ 44 20 7925 0918

<要請書の和訳文>

ゴードンブラウン首相

4月2日のG20サミットにて、中国国家主席胡錦濤に対してチベットの深刻な現状に対して言及していただきたく手紙を差し上げます。

ご存知のように、チベットは現在、動乱の鎮圧を試みる中国により、事実上戒厳令下にあります。
そのような警備の強化にあっても、1月以降少なくとも8回の抗議行動が行われていることは、チベットの人々の深い不満を克明に表した行為であり、驚きに値することではありません。その不満はチベットの置かれている現状はもちろん、中国の60年間にも及ぶチベット支配の中でダライラマの平和的解決に対する努力に対して前向きに反応してこなかったことが大きな要因です。

チベットのすべての世代のチベット人がダライラマを亡命に追い込んだ日の50年目の記念日として追悼の意を称している、不安定な時期に、中国の党局は昨年起こった抗議行動から何も学ぶことなく取り締まりを強化しているのです。

私たちが昨年目撃した虐殺を防ぐためには、国際社会の迅速かつ一致団結した行動が必要不可欠です。よって以下の点を多国間協議のもとで、または個々の国からとして訴えることをお願いします。

*G20にて多国間、または一国から胡錦濤に対してダライラマまたはその特使団と会見しチベット問題の解決に向けた真剣な話し合いがなされるよう強く関与する。

*G20にて、胡錦濤から直に 中国政府による武器を持たない民間人に対する破壊武器の使用を含む、行き過ぎた武力行使の中止する保証を取り付ける

* 昨年3月の一連のチベット地域における騒乱に関して、国連拷問禁止委員会による完全で独立した調査を受け入れるよう、中国政府に対して要請。(2008年11月拷問禁止委員会ジュネーブでの中国代表団への最終勧告)

首相はG20サミットの開催国首相として、リーダーシップを発揮し、サミット参加国の首脳陣に働きかけ、以上のお願いを実行に移すことのできるまれな機会にあります。

昨年10月に出されたイギリス外務大臣の声明で以下のように詠われた、チベットに対する新たなる責任の精神を実行していただきたくお願いします。

“No government which is committed to promoting international respect for human rights can remain silent on the issue of Tibet, or disinterested in a solution to its problems….Britain has been clear under this Government about our commitment to the people of Tibet. We remain deeply concerned about the human rights situation there.”

『世界の人権を尊重する国家という国家は、チベット問題に関して黙秘、または問題解決について無関心ではいられない。イギリスは現政府の名に置いて、これまでにもチベットの人々に対する義務を明確に示して来た。
(チベットにおける)人権状況に対してこれまでと変わらず深く憂慮するものである。』

敬具

----------------------------------------------------

3★麻生首相に要請

下記の雛形文を使っていただき、麻生首相へ向けて要請書をeメールします。

〜ここから〜

麻生内閣総理大臣殿

4月2日のG20サミットにて、中国国家主席胡錦涛に対し、チベットの深刻な現状に関して言及していただきたく手紙を差し上げます。

ご存知のように、チベットは現在、動乱の鎮圧を試みる中国により、事実上戒厳令下にあります。
そのような警備の強化にあっても、1月以降少なくとも8回の抗議行動が行われていることは、チベットの人々の深い不満を克明に表した行為であり、驚きに値することではありません。その不満はチベットの置かれている現状はもちろん、中国の60年間にも及ぶチベット支配の中でダライラマの平和的解決に対する努力に対して前向きに反応してこなかったことが大きな要因です。

チベットのすべての世代のチベット人が、ダライラマを亡命に追い込んだ日の50年目の記念日として追悼の意を称している不安定な時期に、中国の当局は昨年起こった抗議行動から何も学ぶことなく取り締まりを強化しているのです。

私たちが昨年目撃した虐殺を防ぐためには、国際社会の迅速かつ一致団結した行動が必要不可欠です。よって、以下の点を多国間協議のもとで、日本国として訴えることをお願いします。

*G20にて多国間、または一国から胡錦濤に対してダライラマまたはその特使団と会見し、チベット問題の解決に向けた真剣な話し合いがなされるよう強く関与する。

*G20にて、武器を持たない民間人に対して、破壊武器の使用を含む、中国政府の行き過ぎた武力弾圧を中止する保証を胡錦濤から直に取り付ける。

* 昨年3月の一連のチベット地域における騒乱に関して、国連拷問禁止委員会による完全で独立した調査を受け入れるよう、中国政府に対して要請する。(2008年11月拷問禁止委員会ジュネーブでの中国代表団への最終勧告に基づく)

首相におきましては、G20サミットの参加国首相として、リーダーシップを発揮し、サミット参加国の首脳陣に働きかけ、上記項目を実行に移すことを中国政府に強く要請していだきたくお願い申し上げます。

敬具

(日付と自分の名前を書く)

〜ここまで〜

<メールでの送付(送付先に内閣府、外務省をチェック)>
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

または首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html

チベットで行われている残虐行為の実証ビデオ

  • 2009.03.21 Saturday
  • 23:11
以下ICTのレポートの翻訳です。(翻訳者の許可を得て掲載)

映像はここからダウンロードできます。
http://www.tibetonline.tv/torture/
-----------------------------------------------------------

2009年3月20日 ICT

http://www.savetibet.org/media-center/disturbing-new-footage-police-b...

チベットで行われている残虐行為の実証ビデオがチベット亡命政府によって発表される

3月10日の民族蜂起記念日の直後、2008年にはじまった抗議行動後からの、チベット人に科せられた警察による残虐行為の数々の映像がインド,ダラムサラにあるチベット亡命政府によって発表された。
写実的で残酷な映像は: http://www.tibetonline.tv/torture/. からダウンロードして視聴できるが、見るものの多くは余りの残虐さに目を覆うであろうと思われる、この映像には、(拷問の結果死に至った)チベット人の医療処置の過程なども含まれ、ビデオの提供者についての詳細は身元の安全を守るため、すべて消されている。

インド、ダラムサラのチベット亡命政府の声明は”昨年の動乱についての映像は世界中に報道されたが、今回、発表される映像に含まれるのは、警察による抗議行動参加者に対する殴打、拘束者の死や苦痛、ラサ市街地の軍隊武装された様子など、必死で外の世界に持ち出された貴重な映像である。”と語った。

これらの映像は明らかに中国政府によるチベット人拘束者に対する拷問や暴行行為の否認に意義をとなえるものである。
北京党局は一連のチベット高原で起きた動乱を3月14日ラサで起きた一回の暴動として位置づけている。
中国国営放送では3月14日以降、数週間に渡り、僧侶らが警官隊に投石(と報道)するシーンや抗議者らが店のショーウィンドウを壊す様子や、黒煙の上がるラサ市内で黒こげになった車など、作為された報道映像を流し続けた。

中国政府がチベット人を射殺や、拷問死にいたられている事実を隠蔽しようとする間に、同政府は”3月14日”事件に関するDVDまで作成し,世界中の中国大使館に配布された。
現在、チベットに関する情報を国外に洩らさないための対策としてとられている党局による厳しい対策や、その恐怖から入手が大変困難であり、本日チベット亡命政府によって発表された拘束中のチベット人の写実的な拷問などを含む映像は2008以降初めてのドキュネンタリー映像といえる。

第一章ではチベット人僧侶と檀家チベット人らが拘束後、地面に転がされ、警棒で連打されているシーンに、もう一人のチベット人が地面を引きずられてくる。
両手首ともロープできつく縛られた状態で、片一方の手首を肩から回して背中で縛るという中国の刑務所で良く使用される、最も苦痛を伴う方法で縛られたまま、四川省のなまりのきつい中国語と、中の一人はチベット語で罵倒している。
途中、中の一人が鎮静する様子も見られる。
警察が(縛られて、寝転んだままの)チベット人に罵倒している言葉を聞き取るのは困難だが、以下の言葉が聞き取れる。

『逃げてみろ!逃げてみろ!』
『もうこれで分っただろ!』(チベット語)
『もういい、もういい、もういい。』(同僚に対して、唯一の鎮静を求める声。中国語)
『伏せていろ!伏せていろ!』(中国語)
『そいつを押さえろ!』(中国語)

これらの映像は大変残酷で正視するのが困難だが、2008年3月以降のチベット人抗議行動参加者に与えられた現状は警棒で連打されるよりももっともっと,残虐を極めている。
拘束者の多くは電気ショックなどをもちいた残虐な拷問にかけられ、刑務所や収容所でもっとひどい暴行を加えられている。その結果多くのチベット人が、四肢の脱臼、骨折、肢体の変形、精神的な後遺症に苦しんでいる。

チベット亡命政府,国際情報局によるプレスリリースの全文は以下;

公表;チベットで中国の残虐行為

⇒映像1(phayul)
⇒映像2(ダウンロード); http://www.tibetonline.tv/torture/


ダラムサラ;

昨年の動乱についての映像は世界中に報道されたが、今回、発表される映像に含まれるのは、警察による抗議行動参加者に対する殴打、拘束者の死や苦痛、ラサ市街地の軍隊武装された様子など、必死で外の世界に持ち出された貴重な映像である。

チベット中央議会の発表によると2009年1月31日付けで、これら一連の暴行によるチベット人死亡者は220人、,294人は重傷を負ったとされ、また5,600人以上が逮捕され、内290人が判決を言い渡され、1000人以上ものチベット人が行方不明になっています。

これまでに中国警察による抗議行動者に対する残虐行為を記録して、チベットの外に持ち出された真実の映像で、強烈かつ見るものに深い痛みを伴ったものでは、1988年のジョカン寺の集団暴行の様子があります。

昨年3月以降の連鎖的に広まった抗議行動に続き強化された弾圧後、中国党局はチベット人拘束者に対して暴行、拷問を使用してきたにも拘らず、中国はこれまで繰り返しチベットにおける拷問の使用を否定してきた。

中国外務省は昨年11月の国連拷問禁止委員会による中国警察による広く使用される拷問の報告を、”無実で抽象的である”とし拒否し、委員会審議メンバーを中国に対して”偏見”を持っていると非難した。

しかしながら、これらの映像が2008年以降の最近のチベットの生きた証言である。

これらの映像は2008年3月10日からチベット全土で連鎖的に起こった抗議行動に参加したチベット人を中国警察が殴打している数少ない貴重な証拠映像である。
これは2008年3月114日ラサの近くで起きたと聞いている。
映像は手錠をかけられロープで縛られた状態のチベット人拘束者を殴打している様子を克明に伝えており、拘束者に対する国際法の侵害行為である。

2つ目の映像は中国携帯電話企業に勤める若いチベット人テンダーについて。
彼は惨い殴打ののち、中国党局による残虐な行為によって苦しめられた。
テンダーは3月14日に、出社途中に目撃した一人の僧侶
が中国警察によって殴打されるのを止めようとしたにすぎないのです。

彼は、火で焼かれ、タバコの火でやけどをおわされ、右足に釘を打ち込まれ、電気棒で惨い殴打を受けました。彼の負った傷や打撲の生々しいあとは、中国党局による行為の証拠です。

病院に収容された彼の明らかに最低な傷の手当も与えられていなかった、壊死状態にあった傷を見て、医者や看護師らは大変なショックを受けたということ。

壊死状態にあるビニールで覆われただけの傷口を,映像ははっきりと捉えており、彼の家族が膨大な治療のための費用を用意し、
やく2.5kg分の壊死いた部分の摘出を行い、出来るだけの処置がとられたが、彼が回復することはなかった。

彼は、2008年6月19日,怪我により死亡した。

伝統に従って鳥葬で葬られている時,爪が「右足の中」にあるのが見つかったと記者声明で述べられた。

三つ目の記録映像は,ラサに展開し配置についている重武装の武装警察軍部隊を映し出した。今月の3月10日,チベット人が国家的規模で蜂起した50周年を迎える直前の時期のものである。
「ラサと他のチベット人地域は全て,未だ,実質的な戒厳令下にある」と亡命政府は記者声明で述べた。
------------------------------------------------------------

⇒phayulサイト

私はこうして“強制退去”させられた チベット周辺取材

  • 2009.03.17 Tuesday
  • 01:33
●私はこうして“強制退去”させられた 

チベット周辺取材野口記者は、「手錠をかけるぞ!」。チベット動乱50年の取材のために訪れた四川省で、中国当局から“強制退去”させられ、重大な取材妨害を受けた。
⇒詳細(産経ニュース)


●チベット族自治州ルポ 「何しに来たのか?」
 厳戒…取材の自由なし

就寝中の就寝中の野口記者は、部屋に踏み込んできた警察官により、「身分証を見せろ」「何しに来たのか」「どこへ行くのか」など質問され、パスポートをコピーする必要があると、派出所まで連れで行かれた。

⇒詳細(産経ニュース)

外国人記者に対するこのような取扱いを見れば、チベットの人たちがどのように扱われているかは、想像以上であることが理解できる。

間違った報道では?

  • 2009.03.14 Saturday
  • 02:40
以下のタイトルの読売ニュースの中に、次のように書かれている。

「ダライ・ラマ、チベット動乱50年前に犠牲者追悼」
⇒読売サイト

「・・・2月末のチベット暦新年を前に発表した声明では、チベットで中国当局による弾圧が再び強化されていると非難、抗議の意味を込めて正月行事を取りやめるよう、内外のチベット人に呼びかけていた。・・・」

しかし実際のメッセージは、

「・・・計り知れない困難と苦悩に直面している同胞のことを思えば、今年迎えた新年が祝賀やお祭りの雰囲気をたのしめるような時節にないことは明らかでしょう。私は、新年の祝賀行事に浮かれ騒ぐことのない断固としたチベット内外のチベット人の行動を高く評価しています。正月を祝うかわりに、悪い行ないを排し、善い行ないに取り組むための期間として使うべきでしょう。・・・・」
>>>全文

多くのチベット人が昨年3月以来命を落としており、仏教徒であるチベット人が正月を祝わず、喪に服すのは当然である。日本でも喪中であれば、正月は祝わない。チベット人たちが自主的にとった行動である。

マスコミの報道は時として間違っていることもある。

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