インターナショナル・チベット・サポート・ネットワークにより以下のアクションが行われます。
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来る4月2日に、G20サミットロンドン会議が開催されます。
その各国首相が集まるタイミングにおいて、英国首相であるゴードン・ブラウン氏に向けて、チベット問題に関する要望書を日本から送るというもの。
このアクションは、世界のチベット支援団体200あまりを総括するインターナショナル・チベット・サポート・ネットワークの要請によるものです。
http://www.tibetnetwork.org/urgent-action1
日本からはTSNJが代表という形で要請書を送るそうです。
一般のチベット支援者の方々からも個別に要請書を送ってほしいとの要請です。
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1★中国国家主席への要請
このサイトでは英文で文面が書かれているので、名前を入力し送信するだけ。
⇒署名サイト
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2★イギリス、ブラウン首相への要請
【アクション2】ブラウン首相への要請
下記、URLよりブラウン首相への要請書がダウンロードできますので、要請書をファックスします。(郵送だと間に合わない可能性が高いので)
<ブラウン首相にG20でチベット問題について言及するよう求める要請書(英文)>
⇒要請書
<ブラウン首相へのFAX番号>
+ 44 20 7925 0918
<要請書の和訳文>
ゴードンブラウン首相
4月2日のG20サミットにて、中国国家主席胡錦濤に対してチベットの深刻な現状に対して言及していただきたく手紙を差し上げます。
ご存知のように、チベットは現在、動乱の鎮圧を試みる中国により、事実上戒厳令下にあります。
そのような警備の強化にあっても、1月以降少なくとも8回の抗議行動が行われていることは、チベットの人々の深い不満を克明に表した行為であり、驚きに値することではありません。その不満はチベットの置かれている現状はもちろん、中国の60年間にも及ぶチベット支配の中でダライラマの平和的解決に対する努力に対して前向きに反応してこなかったことが大きな要因です。
チベットのすべての世代のチベット人がダライラマを亡命に追い込んだ日の50年目の記念日として追悼の意を称している、不安定な時期に、中国の党局は昨年起こった抗議行動から何も学ぶことなく取り締まりを強化しているのです。
私たちが昨年目撃した虐殺を防ぐためには、国際社会の迅速かつ一致団結した行動が必要不可欠です。よって以下の点を多国間協議のもとで、または個々の国からとして訴えることをお願いします。
*G20にて多国間、または一国から胡錦濤に対してダライラマまたはその特使団と会見しチベット問題の解決に向けた真剣な話し合いがなされるよう強く関与する。
*G20にて、胡錦濤から直に 中国政府による武器を持たない民間人に対する破壊武器の使用を含む、行き過ぎた武力行使の中止する保証を取り付ける
* 昨年3月の一連のチベット地域における騒乱に関して、国連拷問禁止委員会による完全で独立した調査を受け入れるよう、中国政府に対して要請。(2008年11月拷問禁止委員会ジュネーブでの中国代表団への最終勧告)
首相はG20サミットの開催国首相として、リーダーシップを発揮し、サミット参加国の首脳陣に働きかけ、以上のお願いを実行に移すことのできるまれな機会にあります。
昨年10月に出されたイギリス外務大臣の声明で以下のように詠われた、チベットに対する新たなる責任の精神を実行していただきたくお願いします。
“No government which is committed to promoting international respect for human rights can remain silent on the issue of Tibet, or disinterested in a solution to its problems….Britain has been clear under this Government about our commitment to the people of Tibet. We remain deeply concerned about the human rights situation there.”
『世界の人権を尊重する国家という国家は、チベット問題に関して黙秘、または問題解決について無関心ではいられない。イギリスは現政府の名に置いて、これまでにもチベットの人々に対する義務を明確に示して来た。
(チベットにおける)人権状況に対してこれまでと変わらず深く憂慮するものである。』
敬具
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3★麻生首相に要請
下記の雛形文を使っていただき、麻生首相へ向けて要請書をeメールします。
〜ここから〜
麻生内閣総理大臣殿
4月2日のG20サミットにて、中国国家主席胡錦涛に対し、チベットの深刻な現状に関して言及していただきたく手紙を差し上げます。
ご存知のように、チベットは現在、動乱の鎮圧を試みる中国により、事実上戒厳令下にあります。
そのような警備の強化にあっても、1月以降少なくとも8回の抗議行動が行われていることは、チベットの人々の深い不満を克明に表した行為であり、驚きに値することではありません。その不満はチベットの置かれている現状はもちろん、中国の60年間にも及ぶチベット支配の中でダライラマの平和的解決に対する努力に対して前向きに反応してこなかったことが大きな要因です。
チベットのすべての世代のチベット人が、ダライラマを亡命に追い込んだ日の50年目の記念日として追悼の意を称している不安定な時期に、中国の当局は昨年起こった抗議行動から何も学ぶことなく取り締まりを強化しているのです。
私たちが昨年目撃した虐殺を防ぐためには、国際社会の迅速かつ一致団結した行動が必要不可欠です。よって、以下の点を多国間協議のもとで、日本国として訴えることをお願いします。
*G20にて多国間、または一国から胡錦濤に対してダライラマまたはその特使団と会見し、チベット問題の解決に向けた真剣な話し合いがなされるよう強く関与する。
*G20にて、武器を持たない民間人に対して、破壊武器の使用を含む、中国政府の行き過ぎた武力弾圧を中止する保証を胡錦濤から直に取り付ける。
* 昨年3月の一連のチベット地域における騒乱に関して、国連拷問禁止委員会による完全で独立した調査を受け入れるよう、中国政府に対して要請する。(2008年11月拷問禁止委員会ジュネーブでの中国代表団への最終勧告に基づく)
首相におきましては、G20サミットの参加国首相として、リーダーシップを発揮し、サミット参加国の首脳陣に働きかけ、上記項目を実行に移すことを中国政府に強く要請していだきたくお願い申し上げます。
敬具
(日付と自分の名前を書く)
〜ここまで〜
<メールでの送付(送付先に内閣府、外務省をチェック)>
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
または首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html