世界のリーダーとして尊敬されるダライラマ法王

  • 2008.11.29 Saturday
  • 23:44
ダライラマ法王が世界のリーダーの内、もっとも尊敬されている、という調査
Dalai Lama is the World’s Most Respected Leader

The new survey called “World Leaders," was conducted by Harris Interactive for the International Herald Tribune and the all-news channel France 24. The survey will be conducted every two months.

⇒イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペインでの調査

二位はローマ法王、下位ではロシアのプーチン、キューバのカストロ、ヴェネズエラのウゴチャヴェス、中国のフーチンタオ(胡錦濤)

障害児について

  • 2008.11.29 Saturday
  • 23:38
私の親戚の中学生時代の「中学生の主張全国大会」での発表です。
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障害児 − 何らかの病気や体の不自由を持った子供達のこと。僕もその一人です。僕の場合、種類は身体障害で、名称は脳性麻痺です。これは、簡単に言えば生まれた時から手足が不自由な障害です。その他にも知的障害、自閉症、ダウン症等々、様々な障害の種類があり,又、程度もその子により重かったり、軽かったりとそれも様々です。中には健常者と同じように活動できる子もいますが、それでもやはりハンディを隠しきることはできません。しかしながらどんな障害児でもがんばって努力をすればある程度克服できないことはないのです。

その例として、僕は小学校の時にがんばったことがありました。僕は小学五年まで、自転車に乗ることができませんでした。でも、自由に自転車で動き回っている仲間達を見ると、うらやましくて、どうしても乗れるようになろうと六年生の時、練習を始めました。

六年の春から休みの日には、いつも、祖母の家で練習しました。いとこのや、他の人の自転車を借りて、バランスをとってベダルをこぐ練習をしました。けれどいつまでも、うまくならず七月の暑い日も、汗だくになりながら、何度も何度も転んでけがをして、一時は母も「もうやめとき、あんたには無理や。」といいました。母は僕の体のことを心配したのでしょうが、僕はそれでもあきらめずに練習を続け、ついに、八月に乗れるようになりました。夏休みは、毎日、練習を続けたからです。母も止めても無駄だと思ったようです。

練習してた時は、ほんのわずかずつしかペダルがこげず、すぐに足ばかりついていたのが、少しずつ長い距離がこげるようになって、そのうちに、足をつかずにこげるようになりました。「ついに乗れるようになったぞ。ヤッター、ヤッタ、できた、できた。」とにかくそう思いました。母も祖母も「あんたには、無理やと思ってたのに、乗れるようになってびっくりした」と喜んでくれました。

「障害があるから無理だ」という考えを持っている限り何もできないけど「やってみないとわからない」と考え、挑戦すれば色んなことができると言うことを、この時、知りました。ほかにも、歩行器なしでは歩けなかった子が歩行器なしででも、少しずつ歩けるようになる、自閉症の子が少しずつ言葉を話せるようになるなど、努力は必ず報われるという事を僕は知っています。

ただ一つ心配なのは,僕達が大人、即ち障害者となった時、安心して働ける場所があるかということです。学校で、いやだなあと思った事がありました。人から「害児」(ガイジ)といわれた事です。この言葉は、僕に限らず障害を持っているものが聞いたら、誰でも、深く傷つくし、ちょうど、骨折した足を殴られるくらい痛い思いのする言葉です。将来、自分の希望を実現させて働きたいと思っていても、世の中はこんな言葉で、僕達を差別することがあるのかと思うと不安になります。障害者のための作業所もありますが、もっと違うところで働きたい人もいるだろうし、そういうところが障害者を受け入れてくれるかどうかもわかりません。中学三年生になり、人生の一つの大きな分かれ道に立ち、僕は最近そういうことを心配しています。

自分の夢をあきらめてはならない。小さな進歩かもしれないけど、僕はあきらめずに練習をしたから、自転車に乗れるようになりました。僕達障害児は、一つの事をするのに人より努力が必要です。みんなにとって当たり前にできる事も、僕達は結構努力しているのです。そんな僕達に「害児」なんて事を言わずに温かく見守って、もし困っていたら手を貸してください。僕達はこれからも色んな事にがんばっていきます。あきらめずに努力を続ければ、やりたい事ができるようになると言う事を、僕はたくさん知っています。
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インド・チベット・ネパールの旅ダイジェスト〜写真

  • 2008.11.29 Saturday
  • 02:16
ダラムサラ風景〜チベット亡命政府の地
ダラムサラ風景

カトマンズの仏教寺院
カトマンズのストゥーパ

ルンビニのブッダ生誕地
ルンビニ

ヒマラヤ風景
ヒマラヤ

主なきラサのポタラ宮
ポタラ宮

今だ警察や軍隊の警備の厳しいラサのジョカン寺にて
ラサのジョカンにて

エヴェレストを眺めながらのヒマラヤ超え
エヴェレスト

車でヒマラヤを越える(5000メートル地点)
ヒマラヤを越える

チベットの子供たちに教育を提供するカトマンズのプライベートスクールの先生
カトマンズの学校1

学校の先生と子供たちから大歓迎を受ける
カトマンズの学校2

仏陀悟りの地ブッダガヤのマハーボディ寺
ブッダガヤのマハーボディ寺

破壊されつくした広大なナーランダ仏教大学の遺跡
ナーランダ

仏陀が晩年過ごし説法をしたという古代マガタ国首都にある霊鷲山
霊鷲山

ヒンズーの聖地、ガンジスに沿ったヴァラナスィ風景
ヴァラナスィ

仏陀、初転法輪の地、サールナートのストゥーパ
サールナート

ヴァラナスィでの世界平和の儀式
ヴァラナスィの儀式

ダラムサラでのチベットの人たちの会議風景
チベット人の会議

ダライラマ法王の記者会見
ダライラマ法王

無事帰国

  • 2008.11.28 Friday
  • 01:47
11月26日、デリーより無事帰国した。10月12日に成田を出発し46日目である。この日程を設定したのは、仕事や出発の準備の都合であった。

しかしこの日程が見事にまるで決められていたようにスムーズだったことは、本当に天に感謝したい。

デリー〜ダラムサラ〜カトマンズ〜ルンビニ〜ラサ〜シガツェ〜カトマンズ〜ブッダガヤ〜ヴァラーナスィー〜ダラムサラ

インド、ネパール、チベット(中国)3の3カ国の取材旅行であった。さまざまな出会いに恵まれ、ハードではあったが、濃厚なたびであった。

チベット問題の撮影・取材、般若心経CD本の出版のための撮影・取材、ヴェーダ関連の撮影・取材と3つのテーマを持っての旅であった。最初のころはブログでその模様を記載したが、途中から、多忙のためそれもできなくなった。

ダラムサラでのある男性から託されたこと、カトマンズでのプライベートスクール校長との出会い、難民キャンプでの出来事、ラサでの感動的な出会い、高山病との闘い、ヒマラヤを超えるときの思い出、ルンビニやブッダガヤなどでのブッダの祝福、ヴァラーナスィーでのヴェーダ儀式、そして帰国直前のダライラマ法王の祝福・・・。多忙では会ったが多くの出会いと感動と奇跡に包まれた日々だった。

ブッダガヤでは、ブータンの僧侶の助けもあり、スムーズに各寺院を訪問し、取材撮影ができた。国は違うが僧侶や巡礼者たちは、それぞれに悟りを得るために日々修行に励んでいる。

当初は予定になかったダラムサラの帰国前の再度の訪問。このときちょうど各地、各国から集まった600人ほどのチベット人の始めての会合と法王の講和がある日であった。知っていたわけではないが、もし法王に会えればと思い、訪問したところスケジュールが一致していた。
▲チベット人組織代表者会議:インドのダラムサラで開幕(毎日)
▲特別会議(「チベットNOW@ルンタ」より)

特に11月23日は思い出深い日であった。ダライラマ法王が集まったチベット人の代表者へ祝福の講和をされた際に、同席でき、また記者会見も同様であった。デリーへの移動日の午前中のことであった。撮影の最後に法王が私のカメラに向かって視線を向けられたことは、とてもありがたいことである。
▲ダライ・ラマ静観 チベット人会議「中道」継続提案に(朝日)
▲記者会見の内容(「チベットNOW@ルンタ」より)
▲法王の訓示(「チベットNOW@ルンタ」より)


9月にニューデリーで、そして帰国後の11月26日にムンバイでテロが起こり、しかし幸いにも巻き込まれずにすんだ。とてもよいタイミングであった。経済発展する中国とインド、しかし抱えている問題はどちらも大きい。

「中国は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪欧計画に抗議し、来月1日に予定されていた欧州連合(EU)・中国首脳会議を中止する方針を伝えた」

「フランスは、中国の反発にもかかわらず、サルコジ大統領が12月6日にポーランドでダライ・ラマと会談することを確認した」

このようなニュースも伝えられている。「ダライ・ラマ師、チベットの虐げられた人民のために頑張ってください」という意見もあれば「ダライラマもいい加減西洋人にへつらうのをやめたらどうですか?みっともないと思いますが」という意見もあったり。皆さんはどう思われるだろうか。法王の思いと中国でチベット人や少数民族がどのように扱われているか、その現実を知ることがまず大事だと思う。
▲ヤフーニュース

真の平和とは何か、チベットや少数民族問題を抱える中国、テロに悩まされるインド・・・。その背景にあるものをしっかりと見ていかなくてはいけないと思う。

このブログやまたミーティングの場で皆さんに今回のたびの報告をしていきたいと思う。またメルマガなどでご案内したいと思う。

11月9日ブッダガやより1

  • 2008.11.09 Sunday
  • 18:52
11月25日から30日まで、初めてのチベット旅行を終えた。今はインドのブッダガやでようやく出版のための取材を始める作業に入った。

ラサでは高山病に悩まされ酸素吸入のため入院した。
3600メートルほどの高地での酸素の薄さのため頭痛と吐き気がひどかった。一旦はカトマンズに戻ろうと思ったが、やはりあまりない機会なので旅を敢行した。ダラムサラで預かったあるチベット人のe-mailアドレスを、ラサにいる妹さんに無事渡した。写真も一緒にプリントして渡せた。彼女はとても嬉しそうだった。これでラサに来た甲斐があった。住所と名前だけを頼りに、人に聞き聞きついに彼女を発見できたのである。

彼女の写真も撮影し、ダラムサラの男性に後日送る予定である。お寺の近くで物販を行う彼女だが、住所はない。お寺の周りや境内には、中国の公安、軍人が常時在沖し、警備を行っている。注意しながら行動をとった。

チベットにおけるチベット人がいかに中国人に抑圧されているか、さまざまな情報を聞くことができた。帰国後皆さんに紹介したいと思う。

ネパールではチベット人の経営するプライベートスクールの若い校長に会い、彼の切実な願いもあり、サポートすることになった。帰国してからウエブサイトを立ち上げる予定である。0歳から14歳ぐらいまでの子供が62人学んでいる。彼の生まれ育った村にも一緒に行ってきた。20人程度が住むチベット人難民キャンプである。カトマンズからバスで10時間のところになる。そこは山を越えれば2キロぐらいでチベットである。詳細はまた後日ご案内することにする。

カトマンズから2日間かけて、インドのブッダガヤに昨夜到着。今日からは次の仕事、5月出版予定の般若心経のCD付き本の取材である。

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