7月22日(日)11:30〜14:00、港区の東京グランドホテル・曹洞宗の研修道場にて、観音院・大場満洋導師ほか主催の
盂蘭盆会・施餓鬼法要(うらぼんえ・せがきほうよう)といわれる法事の席でヴェーダ儀式「プージャー」とサンスクリット語による般若心経、サーマヴェーダを詠唱しました。150人ほどの曹洞宗の僧侶や檀家の皆様が参加され、厳かに行われました。
当センターで行った5月のウエサク満月祭の席で真言宗の西中導師より護摩焚きを行っていただきましたが、その際に西中氏のご紹介で来られていた大場氏に今回はお声をかけていただきました。7月4日は八王子のお寺で行いましたが、このホテルでの会もまた違った意味でいいものでした。
導師の皆さんによる読経もとても荘厳で神聖な響きを生み出していました。
※盂蘭盆会(うらぼんえ)は「盂蘭盆」と呼んでいますが、サンスクリット語のウッラバンナ(Ullabanna)という言葉の漢訳です。「地獄や餓鬼道に落ちて、逆さづりにされ苦しんでいる」という意味があるそうで、そのために供養を営むのがお盆です。またその餓鬼に施しを与えることを施餓鬼といい、仏事においては施餓鬼法要として行われます。
お盆(おぼん)は、太陰太陽暦である和暦(天保暦など旧暦という)の7月15日を中心に日本各地で行なわれる祖先の霊を祀る一連の行事です。
日本古来の民俗行事の
お盆と仏教の
盂蘭盆が習合して現在の形にたったと考えられています。
★200名弱の皆様が参列
★大場先生お二人の導師による法要儀式
★プージャーとヴェーダ詠唱
★施餓鬼供養
★ハープの一種ライアの演奏による食後のひと時