無事帰国
- 2008.11.28 Friday
- 01:47
11月26日、デリーより無事帰国した。10月12日に成田を出発し46日目である。この日程を設定したのは、仕事や出発の準備の都合であった。
しかしこの日程が見事にまるで決められていたようにスムーズだったことは、本当に天に感謝したい。
デリー〜ダラムサラ〜カトマンズ〜ルンビニ〜ラサ〜シガツェ〜カトマンズ〜ブッダガヤ〜ヴァラーナスィー〜ダラムサラ
インド、ネパール、チベット(中国)3の3カ国の取材旅行であった。さまざまな出会いに恵まれ、ハードではあったが、濃厚なたびであった。
チベット問題の撮影・取材、般若心経CD本の出版のための撮影・取材、ヴェーダ関連の撮影・取材と3つのテーマを持っての旅であった。最初のころはブログでその模様を記載したが、途中から、多忙のためそれもできなくなった。
ダラムサラでのある男性から託されたこと、カトマンズでのプライベートスクール校長との出会い、難民キャンプでの出来事、ラサでの感動的な出会い、高山病との闘い、ヒマラヤを超えるときの思い出、ルンビニやブッダガヤなどでのブッダの祝福、ヴァラーナスィーでのヴェーダ儀式、そして帰国直前のダライラマ法王の祝福・・・。多忙では会ったが多くの出会いと感動と奇跡に包まれた日々だった。
ブッダガヤでは、ブータンの僧侶の助けもあり、スムーズに各寺院を訪問し、取材撮影ができた。国は違うが僧侶や巡礼者たちは、それぞれに悟りを得るために日々修行に励んでいる。
当初は予定になかったダラムサラの帰国前の再度の訪問。このときちょうど各地、各国から集まった600人ほどのチベット人の始めての会合と法王の講和がある日であった。知っていたわけではないが、もし法王に会えればと思い、訪問したところスケジュールが一致していた。
▲チベット人組織代表者会議:インドのダラムサラで開幕(毎日)
▲特別会議(「チベットNOW@ルンタ」より)
特に11月23日は思い出深い日であった。ダライラマ法王が集まったチベット人の代表者へ祝福の講和をされた際に、同席でき、また記者会見も同様であった。デリーへの移動日の午前中のことであった。撮影の最後に法王が私のカメラに向かって視線を向けられたことは、とてもありがたいことである。
▲ダライ・ラマ静観 チベット人会議「中道」継続提案に(朝日)
▲記者会見の内容(「チベットNOW@ルンタ」より)
▲法王の訓示(「チベットNOW@ルンタ」より)
9月にニューデリーで、そして帰国後の11月26日にムンバイでテロが起こり、しかし幸いにも巻き込まれずにすんだ。とてもよいタイミングであった。経済発展する中国とインド、しかし抱えている問題はどちらも大きい。
「中国は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪欧計画に抗議し、来月1日に予定されていた欧州連合(EU)・中国首脳会議を中止する方針を伝えた」
「フランスは、中国の反発にもかかわらず、サルコジ大統領が12月6日にポーランドでダライ・ラマと会談することを確認した」
このようなニュースも伝えられている。「ダライ・ラマ師、チベットの虐げられた人民のために頑張ってください」という意見もあれば「ダライラマもいい加減西洋人にへつらうのをやめたらどうですか?みっともないと思いますが」という意見もあったり。皆さんはどう思われるだろうか。法王の思いと中国でチベット人や少数民族がどのように扱われているか、その現実を知ることがまず大事だと思う。
▲ヤフーニュース
真の平和とは何か、チベットや少数民族問題を抱える中国、テロに悩まされるインド・・・。その背景にあるものをしっかりと見ていかなくてはいけないと思う。
このブログやまたミーティングの場で皆さんに今回のたびの報告をしていきたいと思う。またメルマガなどでご案内したいと思う。
しかしこの日程が見事にまるで決められていたようにスムーズだったことは、本当に天に感謝したい。
デリー〜ダラムサラ〜カトマンズ〜ルンビニ〜ラサ〜シガツェ〜カトマンズ〜ブッダガヤ〜ヴァラーナスィー〜ダラムサラ
インド、ネパール、チベット(中国)3の3カ国の取材旅行であった。さまざまな出会いに恵まれ、ハードではあったが、濃厚なたびであった。
チベット問題の撮影・取材、般若心経CD本の出版のための撮影・取材、ヴェーダ関連の撮影・取材と3つのテーマを持っての旅であった。最初のころはブログでその模様を記載したが、途中から、多忙のためそれもできなくなった。
ダラムサラでのある男性から託されたこと、カトマンズでのプライベートスクール校長との出会い、難民キャンプでの出来事、ラサでの感動的な出会い、高山病との闘い、ヒマラヤを超えるときの思い出、ルンビニやブッダガヤなどでのブッダの祝福、ヴァラーナスィーでのヴェーダ儀式、そして帰国直前のダライラマ法王の祝福・・・。多忙では会ったが多くの出会いと感動と奇跡に包まれた日々だった。
ブッダガヤでは、ブータンの僧侶の助けもあり、スムーズに各寺院を訪問し、取材撮影ができた。国は違うが僧侶や巡礼者たちは、それぞれに悟りを得るために日々修行に励んでいる。
当初は予定になかったダラムサラの帰国前の再度の訪問。このときちょうど各地、各国から集まった600人ほどのチベット人の始めての会合と法王の講和がある日であった。知っていたわけではないが、もし法王に会えればと思い、訪問したところスケジュールが一致していた。
▲チベット人組織代表者会議:インドのダラムサラで開幕(毎日)
▲特別会議(「チベットNOW@ルンタ」より)
特に11月23日は思い出深い日であった。ダライラマ法王が集まったチベット人の代表者へ祝福の講和をされた際に、同席でき、また記者会見も同様であった。デリーへの移動日の午前中のことであった。撮影の最後に法王が私のカメラに向かって視線を向けられたことは、とてもありがたいことである。
▲ダライ・ラマ静観 チベット人会議「中道」継続提案に(朝日)
▲記者会見の内容(「チベットNOW@ルンタ」より)
▲法王の訓示(「チベットNOW@ルンタ」より)
9月にニューデリーで、そして帰国後の11月26日にムンバイでテロが起こり、しかし幸いにも巻き込まれずにすんだ。とてもよいタイミングであった。経済発展する中国とインド、しかし抱えている問題はどちらも大きい。
「中国は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪欧計画に抗議し、来月1日に予定されていた欧州連合(EU)・中国首脳会議を中止する方針を伝えた」
「フランスは、中国の反発にもかかわらず、サルコジ大統領が12月6日にポーランドでダライ・ラマと会談することを確認した」
このようなニュースも伝えられている。「ダライ・ラマ師、チベットの虐げられた人民のために頑張ってください」という意見もあれば「ダライラマもいい加減西洋人にへつらうのをやめたらどうですか?みっともないと思いますが」という意見もあったり。皆さんはどう思われるだろうか。法王の思いと中国でチベット人や少数民族がどのように扱われているか、その現実を知ることがまず大事だと思う。
▲ヤフーニュース
真の平和とは何か、チベットや少数民族問題を抱える中国、テロに悩まされるインド・・・。その背景にあるものをしっかりと見ていかなくてはいけないと思う。
このブログやまたミーティングの場で皆さんに今回のたびの報告をしていきたいと思う。またメルマガなどでご案内したいと思う。