中秋の名月、スーパームーンの満月、ナヴァラートリー

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    9月27日は、きれいな中秋(一五夜)の名月でした。中秋とは旧暦の秋の真ん中の時期を指します。旧暦の秋は、7月、8月、9月となり、新暦では9月27日が中秋です。
    日本では、1872年(明治5)までは旧暦、それ以降は、太陽暦になりました。太陰太陽暦では、月の満ち欠けにプラスして、1年間の太陽の動きを考慮したもので、太陰暦といいます。大の月 (30日) と小の月 (29日) とを組合せています。

    「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 」(よみびと知らず)

    このように謡われています。陰暦つまり太陰暦(大陰太陽暦)では、月の満ち欠け周期の約半分の15日が満月と考えられていました 。実際は新月から満月までは14日なので、15日が名月が必ずしも満月にはなりません。ですが、今年はこの期間の満月は9月28日なので、中秋の名月が満月でした。正確には9月28日の午前11時50分が満月の瞬間です。なので、28日の夜になると少し欠けているわけです。

    (目黒から見た中秋の名月)
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    ところで、今年は満月がスーパームーンだったわけです。残念ながら皆既月食を見ることはできませんでしたが、満月自体は見ることはできました。手持ちのカメラでは、きれいに撮影できませんでした。生で見た姿は美しく、涼しげなものでした。

    地球の周囲をだ円形軌道で回る月は、地球からは近づいたり遠ざかったりしています。ですから、大きく見えたり小さく見えたりするわけです。最も近づいたときの満月は、特に大きく、明るく見えるのでスーパームーンと呼ばれているそうです。

    スーパームーンが地球の影にすべて隠れる皆既月食が、27日夜、世界各地で観測されました。スーパームーンの皆既月食は33年ぶりの珍しい現象です。スーパームーンの皆既月食を次に見られるのは、18年後の2033年とのことです。

    お月見や観月の風習は9世紀頃に中国から伝わったそうです。宮中での月見の宴なども催されていたようです。また収穫祭的な意味合いで、団子、芋名月、月餅などを食べていたようです。こういった習慣は人間を自然と結び付け、自然の流れと調和して生きることを思い出させてくれます。

    (28日の夜の月)
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    ちなみに、インド歴では、9月23日からシャラダ(sharada)つまり秋が始まり、7月となります。月の満ち欠けは神々の誕生日と関係し、特定の日を祭日としています。10月13日は新月ですが、この日からナヴァラートリーが始まります。暗闇から月が満ちていく9日間を祝います。ナヴァとは9日、ラートリーは夜という意味です。10日目はヴィジャヤ・ダシャミー、つまり勝利の10日目という意味です。否定性除去の女神ドゥルガー、繁栄の女神ラクシミー、智恵の神サラスヴァティーを、それぞれ3日間かずつ祝います。女神が悪魔と戦い10日目には勝利しそれを祝います。これは否定性を除去し、それにより願望が達成され、悟りを得るという人間の意識の発達と理解することもできます。

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