ベジタリアンにはうれしいインド料理 〜ナタラジ青山店

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    日本ではベジタリアンがとても少ないようです。ベジタリアンレストランが少ないことからもわかります。肉を食べなくては元気が出ないというような考え方もあるようですが、アーユルヴェーダでは、体質に応じた食事法をすすめています。
     
    かつては、日本人も今ほど毎日、肉を食べていませんでした。それは高価なものだったので、今ほど毎日食べることができなかったということもあるのでしょう。牛肉が食べられるようになったのは、明治に入ってからだそうです。それまでは豚肉が主たるものだったようです。ただ、アーユルヴェーダでは、牛肉は消化の観点からあまりすすめられていません。

    菜食主義という言い方は、ヴェタリアリアニズム(Vegetarianism)の訳です。菜食主義者はしたがって、ヴェジェタリアン(ベジタリアン)と呼ばれます。 ベジタリアンにも、動物性食品を全く摂らない人もあれば、乳製品は摂取するというラクト・ベジタリアン、卵は食べるというオボ・ベジタリアンなどがもいます。欧米には、衣食やあらゆる目的のために動物を殺さないため、動物製品を一切使わないという考え方の人たちがいます。その主義の持ち主はヴィーガンと呼ばれます。

    仏教徒のなかには、不殺生という教えに従い、動物性のものを食べない人たちもいます。通常は、本来、精進料理といえばそのような菜食料理ですが、日本の精進料理は完全に菜食ではありませんし、仏教徒が菜食主義者とは限りません。台湾にくとよく菜食レストランを見かけます。中国語では精進料理は「素食」と書かれています。スーシーなどと発音されます。数十種類もの料理があり、取り皿に盛り、重さを量って代金を払い、いただくスタイルが多かったのを覚えています。

    インドのヨーガには非暴力という考え方があります。ヨーガの八支足の実践のなかの1番目の実践であるヤマには5つの実践があり、その最初がアヒムサ、つまり非暴力です。仏教の不殺生とヨーガの非暴力の原語はともに、アヒムサです。アヒムサ(ahimsa)は否定を意味する接頭辞のア(a)+ヒムサ(himsa)です。ヒムサの動詞語根はヒム(√him)であり、「傷つける、害する、損なう、殺す」という意味があります。したがって、仏教の不殺生もヨーガの非暴力も意味は同じです。傷つけないこと、殺さないことを意味します。

    話は変わって、「牛肉1キロ作るために穀物11キロ、豚肉1キロ作るために穀物7キロ、鶏肉1キロ作るために穀物4キロを」資料として消費しているといいます。穀物1キロであれば、11人が1キロずつシェアできますが、11キロの穀物で育った牛肉は1人穀物換算で90gしかシェアできないことになります。毎年1億人ほど人口が増え、また、気候変動、砂漠化、都市化、地力の低下などにより、今後ますます食糧不足が懸念されます。日本は先進国でも自給率が最も低い国のひとつに入ります。

    食糧や環境問題の観点にベジタリアンは貢献できます。今の日本では、ベジタリアンにとっては外食は苦労しますが、インド料理はその点、ほぼベジ・メニューがあるので助かります。

    日本でのインド料理のレストランが近年とても増えてきました。その先駆けともいえるお店の一つがナタラジです。ここは完全にベジ料理のみを提供しています。その青山店に行ってきました。


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    平日のランチタイムは、ブッフェスタイルです。もちろ定食もあります。ブッフェは、4種類のカレー、ライス、ナン、数種類の野菜サラダ、二種類の野菜用ドレッシング、紅茶が並んでいます。ナンは珍しい薄い緑色をした小松菜入りのナンがありました。

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