ヨーガ・アーサナ(ポーズ)の意味するもの
- 2017.11.18 Saturday
- 16:00
ヨーガの様々な姿勢はアーサナ(āsana)と呼ばれます。英語ではポーズ(posture, pose)、日本語では「姿勢、状態」です。
ハタ・ヨーガの古典テキストには、「アーサナの総数は生物の数に等しく、シヴァ神は840万のアーサナを説いた」とあります。また、「840万のなかで84種が優れ、84種のなかで32種のアーサナが人類にとって好ましい」と説かれています。
32種のアーサナとは、スィッダ、パドマ、バドラ、ムクタ、ヴァジラ、スヴァスティカなどの瞑想ポーズから始まり、スィムハ、ゴームカ、ヴィーラ、ダヌル、ムルタ、グプタ、マツャ、マツェーンドラ、ゴーラクシャ、パシチモーッターナ、ウッカタ、サンカタ、マユーラ、クックタ、クールマ、ウッターナ・クールマ、ウッターナ・マンドゥカ、ヴルクシャ、マンドゥカ、ガルダ、ヴルシャ、シャラバ、マカラ、ウシトラ、ブジャンガ、ヨーガです。これらの多くは座位です。これらのポーズからさまざまなポーズが生まれたとされます。
アーサナには様々な意味がありますが、「座、姿勢」がヨーガで使う意味です。